二十四節気 小寒 (しょうかん)のツボ 食あたり|

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小寒

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しょうかん
1/6~1/19
小寒
二十四節気とは
太陽の動きとともに一年を春夏秋冬に分け、それぞれの季節をさらに6等分したのが二十四節気です。暦は月の満ち欠けをもとにした太陰暦や、地球が太陽の周りを回る周期をもとにした太陽暦がありますが、いずれも季節の移り変りとの間にずれが生じます。暦とは別に、農作業や生活の節目を知るために、一年を二十四に分けたのが「二十四節気」です。
薬膳レシピ

小寒の養生

食あたりが一番多いのは、夏ではなくて実は冬です。
一般的に食あたりは梅雨とか夏という印象が強いのですが、夏場の食あたりは細菌性なのに対し、冬はノロウイルスに代表される感染性の高いウイルス性が主役だからです。

ノロウイルスは空気が乾燥してくる冬場、空中にひろがりやすいためにこれからの季節がシーズン。
予防の基本は手洗いの励行。外から帰ったら特にていねいに。
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ノロウイルスを死滅させる薬はまだ発見されていません。
アメリカで、ノロウイルスに感染しても32%の人は発症しないという研究発表が話題になりましたが、日本でも集団感染してもノロウイルスによる感染性胃腸炎にならない人もいることがわかっています。

病気の原因を追求して細菌やウイルスを殺すことで病気を治してきた西洋医学に対し、東洋医学は病気のおこる原因はカラダの抵抗力低下や体質的弱点など、カラダに問題があるとしてきました。
そのために細菌やウイルスが体内に入ってきても、自然治癒力を高め 負けないカラダに常にしておくことをめざしてきたのです。

まだ効果的な薬の発見されていないノロウイルス対策には、血行をよくし自然治癒力を高める、東洋医学こそまさにうってつけなのです。

何かにつけ、食べ過ぎになりやすいこの季節。胃腸への負担が続くと消化器の機能が低下し、細菌やウイルスへの抵抗力が弱くなります。

日頃から、「手三里」や「足三里」、「大都・太白」など胃腸の働きを高めるツボをケアし、食あたりを予防しておきましょう。

万が一、食あたりになったときは、足の裏にある「裏内庭」のツボがおすすめです。
小寒のツボ
食あたりに
裏内庭
裏内庭
うらないてい
食あたりに
ツボの位置
足の第2趾を足裏へ折り曲げ、指先が足裏にふれたところが裏内庭(うらないてい)です。
おうちで薬膳小寒におすすめ