切り餅で作る大根餅

小寒・胃もたれしない、消化促進

切り餅で作る大根餅
作り方
切り餅で作る大根餅

大根をなるべく細くせん切りにし、塩ひとつまみをふり、塩もみにする。

桜えび、松の実をフライパンで軽く空炒りする。
陳皮は大きければ、水大さじ1で戻し、みじん切りにする。

切り餅に水大さじ2を加え、ラップをかけて電子レンジで1分45秒~2分加熱する。

③が柔らかくなったら、よくこねて①の大根、②桜えび、松の実、陳皮を加えて、よく混ぜ合わせる。

バットに片くり粉を敷いて、④をのばし、キッチンばさみで4等分する。

フライパンにごま油を小さじ1入れて⑤を片面こんがり焼く。
ひっくり返して、ごま油を小さじ1入れて同様に焼き、取り出す。

タレを作って⑥に添える。

材料 2人分

大根 …150g
…ひとつまみ
桜えび(または干しえび)…5g
松の実…5g
陳皮(ちんぴ)…2g
切り餅…3個
片くり粉…適量
ごま油…小さじ2

タレ

しょうゆ…大さじ1 
…大さじ1 
ラー油…適量

柱となる食材
大根
春の七草のひとつでもある大根は、「気」のめぐりをよくして、胃腸の調子を高める作用があります。
消化酵素のジアスターゼを多く含んでいるので、消化の促進、胸やけ、胃もたれなどに効果的です。
また、辛味成分にも消化促進や殺菌の働きがあります。
陳皮(ちんぴ)
みかんの皮を乾燥させた陳皮は、生薬として重宝されています。
胃腸と肺の「気」のめぐりを改善する効果があります。
消化吸収力を高めるので、「気」の滞りによる消化不良や食欲不振を改善します。
また、香り成分のリモネンには「気」のめぐりをよくして、胃の働きを活発にする効果やリラックス効果もあります。
監修
監修
漢方薬膳研究家
阪口珠未(さかぐち すみ)
株式会社漢方キッチン代表。国立北京中医薬大学提携 日本中医学院講師。日本薬科大学講師
文科省国費留学生として、北京中医薬大学に中医学を学び、同大付属病院にて、臨床、サッポロビール合資ホテル「天橋賓館」薬膳レストラン「時珍苑」で料理を学ぶ。
帰国後、漢方薬店にて漢方カウンセリングと薬膳喫茶の経営に関わる。
「おいしく、カラダとココロをリリースする」をテーマに、1999年株式会社漢方キッチン設立。
東京恵比寿にて薬膳スクールと薬店を主宰。清代の西太后をはじめとした宮廷薬膳を研究。企業や自治体でコンサルティング実績も多い。
著書に「西太后のアンチエイジングレシピ」「老いない体をつくる中国医学入門」「新版毎日使える薬膳&漢方の食材事典」「薬膳ひとり鍋」など多数。
キャンピングカーでの旅と旅先での料理、アウトドアが趣味。
http://kanpokitchen.com

株式会社漢方キッチン代表。国立北京中医薬大学提携 日本中医学院講師。日本薬科大学講師
文科省国費留学生として、北京中医薬大学に中医学を学び、同大付属病院にて、臨床、サッポロビール合資ホテル「天橋賓館」薬膳レストラン「時珍苑」で料理を学ぶ。
帰国後、漢方薬店にて漢方カウンセリングと薬膳喫茶の経営に関わる。
「おいしく、カラダとココロをリリースする」をテーマに、1999年株式会社漢方キッチン設立。
東京恵比寿にて薬膳スクールと薬店を主宰。清代の西太后をはじめとした宮廷薬膳を研究。企業や自治体でコンサルティング実績も多い。
著書に「西太后のアンチエイジングレシピ」「老いない体をつくる中国医学入門」「新版毎日使える薬膳&漢方の食材事典」「薬膳ひとり鍋」など多数。
キャンピングカーでの旅と旅先での料理、アウトドアが趣味。
http://kanpokitchen.com