ツボ二十四節気

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季節の養生

冬至

冬至
二十四節気とは
太陽の動きとともに一年を春夏秋冬に分け、それぞれの季節をさらに6等分したのが二十四節気です。暦は月の満ち欠けをもとにした太陰暦や、地球が太陽の周りを回る周期をもとにした太陽暦がありますが、いずれも季節の移り変りとの間にずれが生じます。暦とは別に、農作業や生活の節目を知るために、一年を二十四に分けたのが「二十四節気」です。
薬膳レシピ

冬至の養生

年末年始はなにかと胃の休まるヒマもなく胃もたれや胸やけを訴える人も多い季節。
胃もたれは暴飲暴食や胃の消化機能の低下で胃液の分泌が不十分となり消化がすすまず胃に食べものが長くとどまるといわゆる「もたれる」という状態になります。

胃の消化機能の低下はストレスや睡眠不足など不規則な生活がひきおこす自律神経の乱れも原因になります。お正月気をつけたいですネ。
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口から取り入れた食べものは、口→食道→胃→腸と、カラダの上から下へ向かって移動し、分解消化されていきます。
この口から腸へと続くどこかで渋滞がおきると、後から入ってくる食べものはなかなか前へ進めなくなり、ノロノロ運転になってしまいます。
お腹にいつも食べものがあるような感覚、重苦しい状態を「胃もたれ」と言います。

つねに食べものが胃腸にとどまっていると、胃腸は次から次へと食べものを運び、つねに働き続けなくてはなりません。
そのため、胃腸の運動疲労による機能低下がさらにおこってくるのです。いったん「胃もたれ」をおこすと、負の連鎖が始まりなかなか回復しないのはこのためです。

「胃もたれ」が悪化すると、食べものの通過障害により下から上へ食べものが逆流したり、胃腸の粘膜が傷んだりして、場合によっては焼けるような感覚を覚えるようになります。これが「胸やけ」です。

また「胃もたれ」があると、気分がスッキリしない、胸苦しいなど、精神的な影響もあります。

手くびにある「大陵」のツボは胃腸への血行を促し、消化不良におすすめです。
また、消化不良が回復すると気分もスッとしてラクになってきます。
冬至のツボ
胃もたれ・胸やけに
大陵
大陵
だいりょう
胃もたれ・胸やけに
ツボの位置
手のひらを上にして、手首の曲がりジワの真ん中が大陵(だいりょう)です
おうちで薬膳冬至におすすめ