ツボ二十四節気

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季節の養生

春分

春分

春分

しゅんぶん
3/20~4/3
春分
二十四節気とは
太陽の動きとともに一年を春夏秋冬に分け、それぞれの季節をさらに6等分したのが二十四節気です。暦は月の満ち欠けをもとにした太陰暦や、地球が太陽の周りを回る周期をもとにした太陽暦がありますが、いずれも季節の移り変りとの間にずれが生じます。暦とは別に、農作業や生活の節目を知るために、一年を二十四に分けたのが「二十四節気」です。
薬膳レシピ

春分の養生

近年新しいライフスタイルが定着したために、ヒトのカラダにも異変がおこっています。
急増している首コリはパソコン、スマートフォンの普及で長時間のうつむき姿勢と、光が強い小さな画面を見つづけることでおこる目のストレスが原因で筋肉が緊張し血行不良がおこります。

その結果、筋肉の中に疲労物質でもある乳酸がたまり、コリが発生するのです。
首には狭い範囲に太い動脈や多くの神経が通っているため、首コリは強いチカラでもんだり叩いたりは厳禁なのです。
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数十年前まで首コリは肩コリの中に含まれていたのですが、パソコンやスマートフォンの普及でほとんどの人が一日数時間も前かがみ姿勢をつづけるために、本来伸び縮みしない小さな筋肉が集まって支えている首へのダメージがクローズアップされた結果なのです。

東洋医学では、ヒトのカラダには頭の先から足の先、皮膚の表面から内臓まで、いたるところにはり巡らされ、カラダの働きをコントロールしている経絡(けいらく)と言われるネットワークがあるとしています。
代表的な経絡(14本)はすべて首を通っていますので、首から離れたところの不調であっても首コリの原因となることがよくあります。

デスクワーク、パソコン、スマートフォン、読書など座り姿勢が長くつづいたり、立つ、歩く、走るなどがつづいて足の筋肉が疲労すると、ふくらはぎの血行にとどこおこりがおこり、ふくらはぎが固くなります。
その結果、血管を圧迫し全身の筋肉がこわばるようになりますが、とくに経絡が集中する首コリが顕著です。 この状態がすすむと、背中から首すじ後ろ、後頭部へかけての緊張が原因となる頭痛(緊張性頭痛)がおこることがあります。

足くびにある「崑崙(こんろん)」のツボをケアすると、ふくらはぎだけでなく全身の血行をよくして緊張をやわらげ、気になる首コリをラクにしてくれます。
春分のツボ
首コリに
崑崙
崑崙
こんろん
首コリに
ツボの位置
外くるぶしとアキレス腱の間のくぼみが崑崙(こんろん)です。
おうちで薬膳春分におすすめ