白露
はくろ
9/8~9/22
二十四節気とは
太陽の動きとともに一年を春夏秋冬に分け、それぞれの季節をさらに6等分したのが二十四節気です。暦は月の満ち欠けをもとにした太陰暦や、地球が太陽の周りを回る周期をもとにした太陽暦がありますが、いずれも季節の移り変りとの間にずれが生じます。暦とは別に、農作業や生活の節目を知るために、一年を二十四に分けたのが「二十四節気」です。
9月に入り、早朝、草の葉に白く光る露が目立ってきます。
白は秋をあらわすことば。「白露」は秋の深まりを示しています
この季節一度聞いたら忘れられない食べ物「もってのほか」
もってのほかは山形特産の食用菊の名前。
その由来はもってのほか美味しいということから名付けられたそうです。
山形などでは菊の花を野菜のように様々な料理に使う習慣があります。
紫色の美しいもってのほかは、その美味しさは言うまでもありませんが、普通の菊の花と違って花弁がくるっと丸く筒状になっているため、湯がいてもシャキシャキとした食感が残ることも人気の秘密。
最もよく知られる料理は酢の物おひたし、天ぷらなどですが、今ではマリネやサラダにも・・・。
白露の養生
秋を迎えると、コンコンせきをする人が増えてきます。
今年の秋はまだまだ熱が居残りつつ、それでも空気が乾燥してくると、粘膜のうるおいが低下し、ノドがからんで「せき」が出やすくなります。
今年の秋はまだまだ熱が居残りつつ、それでも空気が乾燥してくると、粘膜のうるおいが低下し、ノドがからんで「せき」が出やすくなります。
つづきを読む
「せき」は肺の中に異物を入れないようにするカラダの防御反応です。
東洋医学で秋の臓器とも呼ばれる肺は、乾燥が苦手です。
ヒトの臓器の中で唯一、外気と接している肺には呼吸を通して酸素をカラダ全体に届け、二酸化炭素を回収して排出するだけではなく、気管支、ノド、鼻など呼吸器全体でカラダに雑菌やウイルスなど異物を入れないという役割があります。
秋の冷え、乾燥した外気が呼吸とともに肺に入ってくると、気管、気管支、肺など呼吸器の粘膜が乾燥して、その働きが低下してきます。
その結果、スムーズに排出できなかった異物を外に出すために「せき」をするようになります。
肺をはじめとする呼吸器の働きを秋の乾きから守るためには、秋の食べものがおすすめです。
秋の食べものには、肺をはじめ呼吸器の働きを正常にするために必要なカラダの潤いを補うものがたくさんあります。
秋の旬を意識した食生活がおすすめです。
東洋医学で秋の臓器とも呼ばれる肺は、乾燥が苦手です。
ヒトの臓器の中で唯一、外気と接している肺には呼吸を通して酸素をカラダ全体に届け、二酸化炭素を回収して排出するだけではなく、気管支、ノド、鼻など呼吸器全体でカラダに雑菌やウイルスなど異物を入れないという役割があります。
秋の冷え、乾燥した外気が呼吸とともに肺に入ってくると、気管、気管支、肺など呼吸器の粘膜が乾燥して、その働きが低下してきます。
その結果、スムーズに排出できなかった異物を外に出すために「せき」をするようになります。
肺をはじめとする呼吸器の働きを秋の乾きから守るためには、秋の食べものがおすすめです。
秋の食べものには、肺をはじめ呼吸器の働きを正常にするために必要なカラダの潤いを補うものがたくさんあります。
秋の旬を意識した食生活がおすすめです。
白露のツボ
せきに
尺沢
しゃくたく
ツボの位置
手のひらを上にして腕をのばしヒジの曲がりジワの中央やや外側にあるくぼみが尺沢(しゃくたく)です。
白露におすすめ