二十四節気 雨水(うすい)のツボ 花粉症|せんねん灸健康づくりオンライン

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雨水

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うすい
2/19~3/4
雨水
二十四節気とは
太陽の動きとともに一年を春夏秋冬に分け、それぞれの季節をさらに6等分したのが二十四節気です。暦は月の満ち欠けをもとにした太陰暦や、地球が太陽の周りを回る周期をもとにした太陽暦がありますが、いずれも季節の移り変りとの間にずれが生じます。暦とは別に、農作業や生活の節目を知るために、一年を二十四に分けたのが「二十四節気」です。
薬膳レシピ

雨水の養生

四季の中で最も待たれる季節ですが、春が苦手という人も増えています。
日本人の4人に一人が症状を訴える花粉症は、スギ、ヒノキなどの植物花粉による季節性アレルギー鼻炎と定義されていますが今ではイネ、ブタクサなど、その原因となる植物も増えています。
なんとミモザでも花粉症を訴える人もいます。

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同じ環境にいても花粉症になる人とならない人がいるのは、季節的な影響は同じでも、もともとの体質、その時のカラダとココロの状態は違うからです。
従って花粉症の治療も症状を抑えるだけでなく、体質改善から取組む必要があります。

東洋医学では内臓の働きとココロの働きは密接に関係していると考えます。
花粉症と最も関係の深いのは消化器と呼吸器です。
たとえば「怒る」「思い悩む」ことが多くなると消化機能が低下します。消化器は栄養と水分を腸で吸収して、全身にめぐらせる働きがありますので、消化器が弱ると水のめぐりに乱れが生じます。
鼻は呼吸とともに外からの刺激物を防御する機能があり、目も同様、粘膜=水でおおわれていますので、水のめぐりが乱れるとくしゃみ、鼻水、目のかゆみなどの症状がおきるのです。
この時期、胃腸を刺激する食べもの(チョコレート、肉や乳製品など動物性脂肪、香辛料など)は粘膜が過敏になりやすいので控えるように心がけましょう。

胃腸の働きをととのえ、水のめぐりを改善する「厲兌(れいだ)」のツボがおすすめです。
ツボへのケアで体調をととのえ体質改善がうまくゆくと、毎年春になると悩んできたあのつらい花粉症からも解放されるのです。
雨水のツボ
花粉症に
厲兌
厲兌
れいだ
花粉症に
ツボの位置
足の第2趾、ツメの生え際の外側の角が厲兌(れいだ)です。
おうちで薬膳雨水におすすめ