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大暑

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二十四節気とは
太陽の動きとともに一年を春夏秋冬に分け、それぞれの季節をさらに6等分したのが二十四節気です。暦は月の満ち欠けをもとにした太陰暦や、地球が太陽の周りを回る周期をもとにした太陽暦がありますが、いずれも季節の移り変りとの間にずれが生じます。暦とは別に、農作業や生活の節目を知るために、一年を二十四に分けたのが「二十四節気」です。

「梅雨明け10日」のコトバの通り、日本列島はスコーンと晴れ、真夏日 猛暑日が続きます。

いよいよ夏本番。連日のきびしい暑さには、さわやかさが何よりのご馳走。

食卓を涼しげにしてくれるのが、見るからにカラフルで涼しげなエディブルフラワーです。

エディブルフラワーはエディブル(食べることができる)花。

文字通り食用を目的として鑑賞用とは違って、最初から無農薬で栽培された花です。

ビオラ、ポリジ、ミニバラ、パンジー、バーベナなど。

近頃では、デパートなどの野菜売り場で手に入れることができます。

花を食べる文化は世界では古くからあり、ヨーロッパではハーブや野菜と同様に扱われてきました。

日本では菊の花を食べる習慣が東北地方を中心に江戸時代からつづいています。

おひたしや酢のもの、天ぷらなどにして、その香りとシャキシャキ感を楽しむ食文化があるのです。

エディブルフラワーのいのち、花の美しさを閉じ込めるには、砂糖漬けがおすすめです。

卵白を花弁に塗り、細かいグラニュー糖をふりかけ、乾燥するだけで色と香りがキープできます。

ケーキのデコレーションに、そのままお茶菓子として紅茶に浮かべてと、いつでも楽しめます。

*エディブルフラワーはあくまで食用を目的に栽培された花。

庭の花が美しく、食べられそうと思っても、有毒な花もあります。

素人判断はせず、くれぐれもご注意ください。 

薬膳レシピ

大暑の養生

大暑はちょうど夏の土用とも重なり、蒸し暑さは今がピーク。
その上クーラーで冷えたカラダに冷たい飲みもの、食べもので胃腸は悲鳴をあげ、カラダを動かすエネルギーがつくれなくなり、胃腸の働きはさらに低下します。
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夏の土用は立秋の前の18日間をいい、ちょうど大暑と重なります。
東洋医学では、土用の「土」とは食べたものから栄養を吸収して血液をつくるなど、生命エネルギーを養う機能全般を指します。

そして土用というのは夏だけでなく立冬、立春、立夏の前にもあり四季の変り目にくずれ安い体調をととのえる期間として注意をうながしてきました。

高温多湿の夏をスムーズに乗り切るために、カラダは大量の熱やエネルギーを必要とします。消化機能をうけもつ胃腸が活発に働いてこそ熱やエネルギーを生み出すことができます。栄養価の高いものを食べて精をつけるため、夏の土用に「うなぎ」を食べる習慣が生まれましたが、美味しくいただくためには、そもそも胃腸を整えておくことが大切です。

ところで足裏を見たことがありますか?
足裏は内臓の状態、特に胃や腸、肝臓など消化器の状態をよく反映しています。

足裏の肌の潤いやハリがなくなり、シワが多くなる。
タコやウオノメができるようになるなど、足裏の肌トラブルが出てくると、消化器の不調のサインなのです。
大暑のツボ
食欲不振・食あたりに
裏内庭
裏内庭
うらないてい
食欲不振・食あたりに
ツボの位置
足の第2趾を足裏へ折り曲げ、指先が足裏にふれたところが裏内庭(うらないてい)です。
おうちで薬膳大暑におすすめ