二十四節気 霜降(そうこう)のツボ 太りやすい時|

ツボ二十四節気

トップ

ツボ二十四節気

霜降

霜降

霜降

そうこう
10/24~11/7
霜降
二十四節気とは
太陽の動きとともに一年を春夏秋冬に分け、それぞれの季節をさらに6等分したのが二十四節気です。暦は月の満ち欠けをもとにした太陰暦や、地球が太陽の周りを回る周期をもとにした太陽暦がありますが、いずれも季節の移り変りとの間にずれが生じます。暦とは別に、農作業や生活の節目を知るために、一年を二十四に分けたのが「二十四節気」です。
薬膳レシピ

霜降の養生

肥満とは「カラダが必要以上に太る(ふとる)」こと。
私たちは食べものを消化してエネルギー源を摂取し生命活動を維持していますが、エネルギーが消費しきれず余分となって体内にたまる状態を太ると言います。
男性では総体重の20%以上、女性では30%以上を脂肪が占めている状態を肥満と言います。
つづきを読む
東洋医学では、体質を大きく「陽性体質」と「陰性体質」の2つにわけて肥満を考えます。

「陽性体質」・・エネルギーの消費効率が高い。ストレスはカラダを動かすことで解消するタイプ。ストレスが溜まると食べることに走りがち。
暑がりで冷たいものを好んで飲食するため、胃のまわりに脂肪がたまりやすく、お腹まわりを中心に太る傾向。
ストレスと飲食過剰、運動不足が重なりカラダに余分なエネルギーを溜め込みとどこおりとなって肥満になります。便秘になりやすい。

「陰性体質」・・エネルギーの消費効率が低い。ストレスは静かに過ごすことで解消するタイプ。胃腸の働きが弱く、消化不良による胃もたれをおこしやすい。さほど食べていないのに太ってしまうという方が少なくありません。
消化機能の低下で血液をつくり送り出す力が弱く、カラダ全体の循環が悪くとどこおりとなって肥満になります。冷え症でむくみやすく、水太りしやすい。

「陽性体質」「陰性体質」いずれにしても、消化器による「栄養の吸収、運搬、消費」と「老廃物の運搬、再生、排出」が十分に働かなくなると、体内にとどこおりが生じて脂肪や水がたまり、太りやすくなります。

「三陰交」は肥満解消に欠かせない「栄養の吸収、運搬、消費」と「老廃物の運搬、再生、排出」をコントロールする内臓機能を高めることができる代表的なツボです。
霜降のツボ
太りやすい時に
三陰交
三陰交
さんいんこう
太りやすい時に
ツボの位置
内くるぶしのいちばん高いところに小指をおき、指幅4本そろえて、人さし指があたっているところが三陰交(さんいんこう)です。
おうちで薬膳霜降におすすめ