清明
せいめい
4/4~4/18
二十四節気とは
太陽の動きとともに一年を春夏秋冬に分け、それぞれの季節をさらに6等分したのが二十四節気です。暦は月の満ち欠けをもとにした太陰暦や、地球が太陽の周りを回る周期をもとにした太陽暦がありますが、いずれも季節の移り変りとの間にずれが生じます。暦とは別に、農作業や生活の節目を知るために、一年を二十四に分けたのが「二十四節気」です。
清明の養生
肌も季節にあわせて変化しますが、その変化はゆるやかで、まだ冬の乾燥しやすい状態の肌です。
春は紫外線や花粉などの肌への刺激が増える一方で、汗をかきやすく皮脂の分泌が盛んになりますが、その汗をそのままにしておくと余分な皮脂が毛穴につまり、雑菌が繁殖して炎症をおこし化膿します。それがにきび・吹出物なのです。
春は紫外線や花粉などの肌への刺激が増える一方で、汗をかきやすく皮脂の分泌が盛んになりますが、その汗をそのままにしておくと余分な皮脂が毛穴につまり、雑菌が繁殖して炎症をおこし化膿します。それがにきび・吹出物なのです。
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すべての生きものが目ざめる春。草木は芽吹き新しいいのちが生まれます。
東洋医学では春は「発陳」。
陳とはかくれたもの、古いもの。冬の間じっとしていたものがいっせいに活動をはじめる時期ととらえてきました。
そして春はヒトのカラダも目ざめるとき。日一日昼の時間が長くなり、気温が上昇するとともに陽気が満ちてきます。
ヒトのカラダにも陽気が働き、気・血のめぐりも活発になってくるのです。
余分な熱を逃がすまいと肌を引き締めている冬から、気温が上がるとともに肌の張りがゆるみ、陽気を発散するために汗と皮脂の分泌が盛んになってくる春への移り変り。
この時期は寒くなったりあたたかくなったりを繰り返すので、肌の状態も不安定になりやすく、本来、発散すべき陽気がカラダの表面である肌でとどまったりとどこおったり結果、皮脂がつまり、にきび・吹出物ができてしまうのです。
東洋医学では、皮脂分泌は胃腸の働きによってコントロールされていると考えられています。
食べ過ぎ、飲み過ぎはもちろん、糖分の取り過ぎによって、にきび・吹出物が悪化するのはこのためです。
また精神的な緊張や睡眠不足などで体調をくずすと、同じく胃腸機能の低下が起こり悪化しますので注意が必要です。
にきび・吹出物を防ぎ、悪化を予防するためには、皮脂分泌をコントロールしている胃腸の働きを整えるツボ「曲池(きょくち)」がおすすめです。
東洋医学では春は「発陳」。
陳とはかくれたもの、古いもの。冬の間じっとしていたものがいっせいに活動をはじめる時期ととらえてきました。
そして春はヒトのカラダも目ざめるとき。日一日昼の時間が長くなり、気温が上昇するとともに陽気が満ちてきます。
ヒトのカラダにも陽気が働き、気・血のめぐりも活発になってくるのです。
余分な熱を逃がすまいと肌を引き締めている冬から、気温が上がるとともに肌の張りがゆるみ、陽気を発散するために汗と皮脂の分泌が盛んになってくる春への移り変り。
この時期は寒くなったりあたたかくなったりを繰り返すので、肌の状態も不安定になりやすく、本来、発散すべき陽気がカラダの表面である肌でとどまったりとどこおったり結果、皮脂がつまり、にきび・吹出物ができてしまうのです。
東洋医学では、皮脂分泌は胃腸の働きによってコントロールされていると考えられています。
食べ過ぎ、飲み過ぎはもちろん、糖分の取り過ぎによって、にきび・吹出物が悪化するのはこのためです。
また精神的な緊張や睡眠不足などで体調をくずすと、同じく胃腸機能の低下が起こり悪化しますので注意が必要です。
にきび・吹出物を防ぎ、悪化を予防するためには、皮脂分泌をコントロールしている胃腸の働きを整えるツボ「曲池(きょくち)」がおすすめです。
清明のツボ
にきび・吹出物に
曲池
きょくち
ツボの位置
親指を上にして腕を前に出し、ヒジを曲げてできる曲がりジワの先端が曲池(きょくち)です。
清明におすすめ