二十四節気 穀雨(こくう)のツボ 足のだるさ|

ツボ二十四節気

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穀雨

穀雨

穀雨

こくう
4/19~5/4
穀雨
二十四節気とは
太陽の動きとともに一年を春夏秋冬に分け、それぞれの季節をさらに6等分したのが二十四節気です。暦は月の満ち欠けをもとにした太陰暦や、地球が太陽の周りを回る周期をもとにした太陽暦がありますが、いずれも季節の移り変りとの間にずれが生じます。暦とは別に、農作業や生活の節目を知るために、一年を二十四に分けたのが「二十四節気」です。

「雨 百穀を生み出す」のコトバもある通り春の終わりのこの時期は雨が多くなります。

ちょうど田んぼでは早苗が育つとき。 

植物がイキイキと育つこの季節 ベランダのキッチンファームの野菜達も元気です。

キッチンでの野菜作りというと、使った野菜のヘタをキッチンで野菜として再び育てるリボベジが人気。 芽を出すと、薬味としてちょっとしたあしらいにも便利です。

もう少し本格的なら、ベランダのスペースを利用したプランター菜園。

プランターに土を入れ育てるために、必要な時 超新鮮で安心できる野菜がすぐ手に入るところがはまる人も多いのです。

ローズマリー、バジル、ミント、イタリアンパセリ、ネギ、サラダ菜 。

みんな生き生きと元気に出番を待つ 、

キッチンファームの野菜たちにも春は幸せの季節なのです。

薬膳レシピ

穀雨の養生

自然が目ざめ、すべてが活動的となる春を迎えたにもかかわらず、ねむい、カラダがだるいと体調不良を訴える人が増える季節。

なかでも半数以上の女性が悩みとしてあげるのが足のだるさ。「重だる足」なんて言葉が生まれるほど、春から夏にかけての足のだるさは女性共通の悩みなのです。
その足のだるさの原因は「むくみ」。

「むくみ」とは血管の外に余分な水分がたまった状態のこと。
一年の中でも春は高気圧と低気圧がくり返しが多く、気温差も大きいため自律神経が乱れがち。
水の循環が滞り、余分な水分がカラダの中にたまることで「むくみ」が起こるのです。
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水は本来上から下、高いところから低いところへ流れるもの。カラダでも同じように心臓から押し出された血液が上から下へ流れていきます。

カラダの機能が正常であれば「下から上へ押し上げる力」が働いて、血液は全身をスムーズにめぐります。

この「下から上へ押し上げる力」が低下すると、下半身、中でも足に水が滞り、「むくみ」となってだるさを引きおこすのです。

東洋医学において、水のめぐりをコントロールしているのは「脾(ひ)」と「腎(じん)」の働きです。食べものから栄養と水分を吸収する「脾」の働きは湿気に弱く、穀雨の頃に降る恵みの雨で湿度が高くなると、カラダをめぐる水が滞り「むくみ」の原因となります。

また、「下から上へ押し上げる力」となる「腎」の働きは、血圧をコントロールしていますが、春の目まぐるしい気圧の変化を受けて機能低下がおこりやすいのが特徴です。

「むくみ」からくる重だるさを改善するために、水のめぐりを促すツボ「然谷」がおすすめです。
穀雨のツボ
足のだるさに
然谷
然谷
ねんこく
足のだるさに
ツボの位置
内くるぶしのななめ前にある骨のでっぱりのやや、かかとよりのところが然谷(ねんこく)です。
おうちで薬膳穀雨におすすめ