二十四節気 秋分(しゅうぶん)のツボ 足のつかれ・足がつる時|

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秋分

秋分
二十四節気とは
太陽の動きとともに一年を春夏秋冬に分け、それぞれの季節をさらに6等分したのが二十四節気です。暦は月の満ち欠けをもとにした太陰暦や、地球が太陽の周りを回る周期をもとにした太陽暦がありますが、いずれも季節の移り変りとの間にずれが生じます。暦とは別に、農作業や生活の節目を知るために、一年を二十四に分けたのが「二十四節気」です。
薬膳レシピ

秋分の養生

筋肉は脳からの指令を受け取って伸び縮みします。
足の筋肉もどれくらい伸びているか、縮んでいるかを筋肉から脳へ信号を送り、伸び縮みのバランスをとっています。

スポーツで大量の汗をかき、塩分・ミネラル不足になるとか、冷えて血行不良で筋肉が緊張をつづけるとか、加齢で新陳代謝の低下、筋肉量の不足などでふくらはぎの筋肉センサーから脳への信号がうまく伝わらず、伸び縮みの調節ができなくなっておこるのが「足がつる」「こむら返り」です。
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東洋医学では「肝は筋を支配する」という言葉があり、筋肉の働きをコントロールするのは「肝」の役割。

激しい運動などで血液を全身に供給しつづけ「肝」にたくわえた血液が不足したり、ストレスによって「肝」の働きに過剰な負荷がかかりつづけると、筋肉に異常がおこります。
手足のしびれやけいれん、足がつるなどは、筋肉のスムーズな機能をコントロールしている「肝」の異常といえるのです。

また、全身に血液を循環させるのは心臓 ですが、東洋医学では血液をたくわえ、全身の血液量を調節するのは「肝」の役割です。心臓と「肝」が正常に働いて全身に十分な血液がめぐることで、カラダはスムーズに動きつづけるのです。

この時期、足のふくらはぎがよく引きつるのは、涼しくなった頃に出てくる夏のつかれが原因です。夏の暑さの中、フル回転で働いていた心臓のつかれが「肝」の機能低下とともに第2の心臓といわれているふくらはぎに反映され、異常がおこりやすくなると考えられています。
秋分のツボ
足のつかれ・足がつる時に
承山
承山
しょうざん
足のつかれ・足がつる時に
ツボの位置
つま先立ちをしてアキレス腱をふくらはぎの方へなで上げていくと、へこみがあります。そこが承山(しょうざん)です。
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