冬瓜のしょうがスープ

夏至・冷房あたり

冬瓜のしょうがスープ
作り方
冬瓜のしょうがスープ

だしパックを水800ccに入れて火にかけ、だしをとる。

冬瓜の皮をむき、一口大に切る。
皮の部分に薬効が高いので、ピーラーなどで薄くむくと良い。

鍋にごま油を入れて火にかけ、豚ひき肉を入れて炒める。

色が変わったら、①のだしと②の冬瓜を入れて、柔らかくなるまで、蓋をして10分ほど弱火で煮る。

冬瓜を取り出して、包丁の腹で力をかけて押しつぶし、鍋に戻す。

再び火にかけ、とうもろこし、しょうがのすりおろし、塩を加える。

器に盛る。好みでねぎを散らす。

材料 2人分

だしパック…2個
…800cc
冬瓜…500g
ごま油…大さじ1
豚ひき肉…100g
とうもろこし…50g
しょうが… 20g
…小さじ1/2

柱となる食材
冬瓜
夏に冬瓜を食べると夏風邪をひかないと言われている冬瓜。
カラダの熱を冷ます効果が高く夏バテやほてり症状におすすめです。
カリウムが含まれているので、余分な水分を排出する働きがあります。
また、カラダに潤いを与えるので、汗で失われた水分をチャージすることができます。
とうもろこし
炭水化物やタンパク質、脂質が玄米なみに含まれている栄養素が高い野菜です。
疲労回復によいビタミンB1や免疫力を高めるビタミンEなども含まれています。
また、ひげには強い利尿作用があるので捨てずに一緒に食べましょう。
しょうが
家庭の常備薬として用いられるほど薬効の高い食材です。
カラダを温める効果があり、血流の循環をよくして血行を整えます。
胃腸に働きかけて、消化機能を促進して吐き気を止める働きがあります。
風邪の予防や殺菌効果も期待できます。
監修
監修
漢方薬膳研究家
阪口珠未(さかぐち すみ)
株式会社漢方キッチン代表。国立北京中医薬大学提携 日本中医学院講師。日本薬科大学講師
文科省国費留学生として、北京中医薬大学に中医学を学び、同大付属病院にて、臨床、サッポロビール合資ホテル「天橋賓館」薬膳レストラン「時珍苑」で料理を学ぶ。
帰国後、漢方薬店にて漢方カウンセリングと薬膳喫茶の経営に関わる。
「おいしく、カラダとココロをリリースする」をテーマに、1999年株式会社漢方キッチン設立。
東京恵比寿にて薬膳スクールと薬店を主宰。清代の西太后をはじめとした宮廷薬膳を研究。企業や自治体でコンサルティング実績も多い。
著書に「西太后のアンチエイジングレシピ」「老いない体をつくる中国医学入門」「新版毎日使える薬膳&漢方の食材事典」「薬膳ひとり鍋」など多数。
キャンピングカーでの旅と旅先での料理、アウトドアが趣味。
http://kanpokitchen.com

株式会社漢方キッチン代表。国立北京中医薬大学提携 日本中医学院講師。日本薬科大学講師
文科省国費留学生として、北京中医薬大学に中医学を学び、同大付属病院にて、臨床、サッポロビール合資ホテル「天橋賓館」薬膳レストラン「時珍苑」で料理を学ぶ。
帰国後、漢方薬店にて漢方カウンセリングと薬膳喫茶の経営に関わる。
「おいしく、カラダとココロをリリースする」をテーマに、1999年株式会社漢方キッチン設立。
東京恵比寿にて薬膳スクールと薬店を主宰。清代の西太后をはじめとした宮廷薬膳を研究。企業や自治体でコンサルティング実績も多い。
著書に「西太后のアンチエイジングレシピ」「老いない体をつくる中国医学入門」「新版毎日使える薬膳&漢方の食材事典」「薬膳ひとり鍋」など多数。
キャンピングカーでの旅と旅先での料理、アウトドアが趣味。
http://kanpokitchen.com