鶏手羽先・栗ときのこの煮込み

寒露・ひざ痛

鶏手羽先・栗ときのこの煮込み
作り方
鶏手羽先・栗ときのこの煮込み

鶏手羽先は、火が通りやすいように、骨に沿って包丁を入れて開き、下味の塩、こしょう少々をする。
栗は鬼皮渋皮をむいて、水に放っておき、なつめはさっと洗う。
干ししいたけは水で戻し、一口大に切り、干ししいたけの戻し汁は置いておく。
まいたけ・しめじは石づきを取って、適当な大きさにばらし、白ねぎは斜めに3㎝幅にする。

鍋にキャノーラ油を入れて熱し、①の鶏手羽先の皮目を下にして、こんがりと色がつくように焼く。

しょうがのみじん切りと白ねぎを加えて炒め、①の干ししいたけ、まいたけ、しめじ、そしてなつめを加える。

調味料に置いておいた干ししいたけの戻し汁、水300ccを加え、沸騰したら弱火で30分煮込む。

①の栗を加えてからさらに10分ほど煮込む。

火を強めて、汁を軽く煮詰め、水溶き片くり粉を加えとろみをつける。

*煮詰めた汁はごはんにかけてもおいしいので食べきりましょう。
*なつめには種があるので、食べるときにはご注意ください。

材料 4人分

鶏手羽先…12本
下味[塩、こしょう 少々]
…8粒
(甘栗で代用可)
干ししいたけ…3枚
きのこ(まいたけ・しめじなど) …合計250g
なつめ(あれば) …8個
白ねぎ…1本
しょうが…1かけぶん
水溶き片くり粉…少々
キャノーラ油…小さじ2

調味料

しょうゆ…大さじ2
…小さじ1/2
…大さじ4
干ししいたけの戻し汁…200cc
…300cc

柱となる食材
鶏手羽先
中国では、「強筋骨(きょうきんこつ)」の食材として第一にあげられるのは鶏のモミジと呼ばれる足です。
薬膳では、筋や骨を補う「強筋骨」の食材として、骨つき肉である鶏手羽先もおすすめです。
「強筋骨(きょうきんこつ)」をつくる食材。
「腎」を強化するアンチエジング食材のひとつ。
足腰の弱まりや頻尿を改善し、筋肉を丈夫にします。
渋皮には血行促進効果があるので、栗の渋皮煮はさらにおすすめです。
きのこ(まいたけ・しめじ)
余分な水を排出する食材です。むくみや毒素を改善する働きがあります。
監修
監修
漢方薬膳研究家
阪口珠未(さかぐち すみ)
株式会社漢方キッチン代表。国立北京中医薬大学提携 日本中医学院講師。日本薬科大学講師
文科省国費留学生として、北京中医薬大学に中医学を学び、同大付属病院にて、臨床、サッポロビール合資ホテル「天橋賓館」薬膳レストラン「時珍苑」で料理を学ぶ。
帰国後、漢方薬店にて漢方カウンセリングと薬膳喫茶の経営に関わる。
「おいしく、カラダとココロをリリースする」をテーマに、1999年株式会社漢方キッチン設立。
東京恵比寿にて薬膳スクールと薬店を主宰。清代の西太后をはじめとした宮廷薬膳を研究。企業や自治体でコンサルティング実績も多い。
著書に「西太后のアンチエイジングレシピ」「老いない体をつくる中国医学入門」「新版毎日使える薬膳&漢方の食材事典」「薬膳ひとり鍋」など多数。
キャンピングカーでの旅と旅先での料理、アウトドアが趣味。
http://kanpokitchen.com

株式会社漢方キッチン代表。国立北京中医薬大学提携 日本中医学院講師。日本薬科大学講師
文科省国費留学生として、北京中医薬大学に中医学を学び、同大付属病院にて、臨床、サッポロビール合資ホテル「天橋賓館」薬膳レストラン「時珍苑」で料理を学ぶ。
帰国後、漢方薬店にて漢方カウンセリングと薬膳喫茶の経営に関わる。
「おいしく、カラダとココロをリリースする」をテーマに、1999年株式会社漢方キッチン設立。
東京恵比寿にて薬膳スクールと薬店を主宰。清代の西太后をはじめとした宮廷薬膳を研究。企業や自治体でコンサルティング実績も多い。
著書に「西太后のアンチエイジングレシピ」「老いない体をつくる中国医学入門」「新版毎日使える薬膳&漢方の食材事典」「薬膳ひとり鍋」など多数。
キャンピングカーでの旅と旅先での料理、アウトドアが趣味。
http://kanpokitchen.com