簡単薬膳レシピ 疲れ・立冬の養生|

牡蠣のぜいたく酒かす汁

立冬・師走の疲れ解消

牡蠣のぜいたく酒かす汁
作り方
牡蠣のぜいたく酒かす汁

牡蠣はうすい塩水で洗い、ざるに上げて水を切っておく。

しめじは石づきをとってほぐし、大根は少し厚めの短冊にする。
ねぎは斜め切りとトッピング用に一部みじん切りにし、こんにゃくは短冊に切りにしゆでておく。

鍋にだし汁を入れ火にかけ、②のしめじ、大根、ねぎなど野菜を中火で軟らかくなるまで煮て、こんにゃく、牡蠣、しょうゆを加えひと煮たちしたら、白みそと酒かすを煮汁でといてやわらかくして加え火を止める。

器に盛り、ねぎのみじん切りをのせ、好みで柚子こしょうを加える。

材料 2人分

牡蠣(カキ) …200g
しめじ…100g
大根…200g
ねぎ…1/2本
こんにゃく…40g
だし汁…3カップ

しょうゆ…大さじ1
白みそ…20g
酒かす…80g
ねぎ…適量

柱となる食材
牡蠣(カキ)
海のミルクとよばれるほど栄養価が高くミネラルを多く含んでいます。
肝機能を助け疲労回復効果があります。
また、タウリンが含まれているのでスタミナを増強してくれます。
イライラの改善にも効果があるので年末の疲れを回復してくれる食材です。
白みそ
豊富な栄養を含んでいて医者いらずとよばれる日本のパワーフード。白みその特徴でもあるのがGABAです。
脳の「血」の流れをよくしてくれ、ストレス軽減効果やリラックス効果があります。
また、乳酸菌が含まれているので腸内環境を整え栄養の吸収もよくなり、健康的なカラダを作ってくれます。
酒かす
発酵によってできたビタミンやアミノ酸をたくさん含みます。
ビタミンB1やパントテン酸を含んでいるので免疫力をアップし疲労回復に効果があります。
発酵酵素を多く含んでいるので血流を改善して代謝の改善にもつながります。
監修
監修
漢方薬膳研究家
阪口珠未(さかぐち すみ)
株式会社漢方キッチン代表。国立北京中医薬大学提携 日本中医学院講師。日本薬科大学講師
文科省国費留学生として、北京中医薬大学に中医学を学び、同大付属病院にて、臨床、サッポロビール合資ホテル「天橋賓館」薬膳レストラン「時珍苑」で料理を学ぶ。
帰国後、漢方薬店にて漢方カウンセリングと薬膳喫茶の経営に関わる。
「おいしく、カラダとココロをリリースする」をテーマに、1999年株式会社漢方キッチン設立。
東京恵比寿にて薬膳スクールと薬店を主宰。清代の西太后をはじめとした宮廷薬膳を研究。企業や自治体でコンサルティング実績も多い。
著書に「西太后のアンチエイジングレシピ」「老いない体をつくる中国医学入門」「新版毎日使える薬膳&漢方の食材事典」「薬膳ひとり鍋」など多数。
キャンピングカーでの旅と旅先での料理、アウトドアが趣味。
http://kanpokitchen.com

株式会社漢方キッチン代表。国立北京中医薬大学提携 日本中医学院講師。日本薬科大学講師
文科省国費留学生として、北京中医薬大学に中医学を学び、同大付属病院にて、臨床、サッポロビール合資ホテル「天橋賓館」薬膳レストラン「時珍苑」で料理を学ぶ。
帰国後、漢方薬店にて漢方カウンセリングと薬膳喫茶の経営に関わる。
「おいしく、カラダとココロをリリースする」をテーマに、1999年株式会社漢方キッチン設立。
東京恵比寿にて薬膳スクールと薬店を主宰。清代の西太后をはじめとした宮廷薬膳を研究。企業や自治体でコンサルティング実績も多い。
著書に「西太后のアンチエイジングレシピ」「老いない体をつくる中国医学入門」「新版毎日使える薬膳&漢方の食材事典」「薬膳ひとり鍋」など多数。
キャンピングカーでの旅と旅先での料理、アウトドアが趣味。
http://kanpokitchen.com