更年期からの美顔
更年期を迎え、女性のカラダをまもってきた
女性ホルモンの分泌が急激に減少するため、
カラダや心にさまざまな不調があらわれることに。
お肌はカラダを映す鏡。
カラダの不調はお肌にも顕著におこってきます。
更年期のお肌は今
閉経を迎え女性ホルモン「エストロゲン」が急激に減少するとお肌のコラーゲンも減少し、お肌のハリや弾力が失われ、皮脂量の減少によってお肌のツヤがなくなり、むくみやくすみも目立ってきます。
更年期を迎えるとこうしたお肌やカラダの変化は必ずおこってきます。
さらに50代というのは人生の転換期でもあるため何かとストレスも多いことも、お肌へのダメージになります。
ゆったり、リラックスを心がけ、バランスの良い食事、十分な睡眠、適度な運動、ストレスをためないなどの生活習慣を意識することも更年期のお肌のケアには欠かせないのです。
更年期が
約10年というのは
更年期が約10年というのは
女性ホルモン「エストロゲン」の働きは、妊娠、出産だけでなく女性らしさをつくる、内臓、筋肉、骨、血管そして皮膚など女性のカラダのすべてにかかわっています。
更年期を迎え、この女性ホルモンの分泌が減少、やがて停止によって、それまで女性のカラダを支配してきた支えがなくなる事態に脳がパニックをおこし、自律神経が乱れさまざまな不調がおこってきます。
更年期が閉経をはさんで約10年間というのは、女性ホルモンの庇護から自立した女性のカラダになるための期間でもあるのです。
東洋医学で更年期とは自分自身をあらためて見つめなす時期。
この時期にカラダや心におこる症状への取り組みによって、あらたに自分らしさを見つける絶好のチャンスとしましょう。
更年期症状
女性ホルモンが閉経を迎え急激に減少することでカラダや
心におこるさまざまな不調が更年期症状。
人によって差はあっても、女性には必ずおこります。
更年期を迎えると
肌トラブルが目立ってきます。女性らしさをつくる女性ホルモン「エストロゲン」は「うるおいホルモン」とも呼ばれ、妊娠出産のためだけでなく、女性のカラダや皮膚のうるおいをつくり出すコラーゲンやセラミドを増やす働きがあります。
閉経を迎え、女性ホルモンの分泌が減少してくるとコラーゲンやセラミドの量も減少し、お肌のうるおいや弾力も失われ保湿機能も低下します。
その結果お肌が乾燥し、肌あれや肌トラブルを引き起こすことに。女性のカラダの機能に大きくかかわっている女性ホルモンの働きは、いわば東洋医学でいう「気・血・水」の働きそのもの。
だから「気・血・水」のめぐりをよくすることで、お肌を内側から保湿して、更年期のお肌の変化をおだやかにすることができるのです。
美肌へのツボ
東洋医学ではカラダの外見からカラダの状態を診断することを「望診」といいますが、顔の色つや、はり、むくみ、くすみなど お肌のコンディションから内臓の異常を見分ける診断方法は2000年以上も前の東洋医学のバイブル、「黄帝内経」にも記されています。
顔はカラダの一部ですが、カラダ全体を反映しています。
だからカラダ全体の不調が改善できればお肌の不調も改善できるのです。
「カラダの中から美しく」とは東洋医学だからいえるのです。
東洋医学の
更年期のとらえかた
東洋医学の更年期のとらえかた
東洋医学では健康とはカラダ全体をめぐる「気・血・水」の流れがバランスよくスムーズであることが第一と考えています。
更年期を迎え女性のカラダを支配してきた女性ホルモン「エストロゲン」の分泌が減少、そして停止するため、カラダにはさまざまな不定愁訴があらわれます。
この不定愁訴を東洋医学では「気・血・水」のめぐりの不調ととらえてきました。
女性にとって女性ホルモンの働きはいわば「気・血・水」のめぐりそのものなので「気・血・水」がバランスよくめぐるようにつとめることは更年期の不定愁訴をゆるやかにします。